思わず発見 ちょっとしたお出かけを楽しく。普通免許で乗れる“原付”の魅力!
  • 思わず発見
  • 2017.10.10

ちょっとしたお出かけを楽しく。普通免許で乗れる“原付”の魅力!

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普通免許を取得すると、自動車だけではなく「原付」にも乗れるようになります。しかし、実際に原付に乗ったことのある人は少ないのではないでしょうか。

乗ってみると、原付は意外に快適なもの。自転車感覚で乗れるのに、ある程度の距離や坂道も楽チンです。費用面でも手軽に乗れるので、ちょっとしたお出かけならクルマより便利かもしれません。

今回は、そんな「原付」について紹介します。費用や運転するときのポイントも解説していますので、興味のある方はぜひ参考にしてください。

そもそも「原付」とは?普通免許があれば運転できる!

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一般的に「原付」や「原チャリ」などと呼ばれますが、その正式名称は「原動機付自転車」。ほかのバイクは“二輪車”と呼ばれるのに対して、原付は“自転車”という名前がついているのです。

原付=いわゆる小型のオートバイ、という認識を持っている方もいることでしょう。道路交通法における区分としては、排気量(エンジン性能の指標のひとつ。エンジンが吸い込める空気と燃料のこと)が50cc以下のバイクを「原付」と呼びます。

原付専用の「原付免許」は16歳から取得可能。ほかの二輪車とは異なり、原付は自動車の普通免許を持っていれば運転することができます。

原付は1人乗り専用で、最高速度も低く定められています。排気量50ccを超える二輪車と比較すると制限はありますが、それゆえに気軽に乗れるというのが原付の魅力なのです。

原付の種類。お気に入りの1台を見つけよう

「原付」には、定番のスクーター型から可愛らしいもの、スポーティーなタイプまで、さまざまな車種があります。

■アドレスV50 / スズキ

▲定番のスクーター型

■ビーノ デラックス / ヤマハ

▲クラシカルで可愛らしいファッションスクーター。女性にも人気

原付の多くはAT車のスクーターなので、比較的簡単に運転できます。なんと、自転車に乗れなくても原付には乗れるという人がいるほど。右手のグリップをひねれば走り出す仕組みです。

■エイプ50 / ホンダ

▲サイズは小さいが、いかにもバイクらしいネイキッドの見た目(生産終了)

■スーパーカブ50 / ホンダ

▲日本が誇る名車。新聞配達などのビジネス用として大活躍

対して、エイプやスーパーカブなどはMT車。運転には少々慣れが必要ですが、ATよりも操作するおもしろさがあると言われます。

原付を購入する場合は、デザインや値段はもちろんのこと、燃費などもチェックして選ぶとよいでしょう。場合によっては中古車なども視野にいれつつ、ぜひお気に入りの原付を探してみてくださいね。

原付の維持費や保険はいくらかかる?

原付に乗ってみたいとは思うものの、気になるのが費用面。保険や税金など、どんな費用が必要になるのか確認しておきましょう。

■自賠責保険は必ず!軽自動車税もかかる

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自動車と同様に、「自賠責保険」の加入は必須となっています。法律で義務付けられていますので、原付に乗るうえでの必要経費として考えなければなりません。

自賠責保険の金額は、1年あたり7,500円ほど。バイクショップやコンビニなどで加入手続きができ、加入するとナンバープレートに貼るステッカーが交付されます。

自賠責のほか、「軽自動車税」も必要な費用です。原付は1年で2,000円となっており、役所から納付書が届きますので、コンビニなどで支払いを済ませましょう。

■安全への備えを万全に

自賠責のように必須ではありませんが、もしものことを考えて「任意保険」に加入することをおすすめします。

20歳以下は少々保険料が高く、おおよそ2.5万円強。20歳を超えると、そこから1万円程度安くなるようです。(条件や補償内容によって異なります。)家族が自動車保険に加入している場合は、1万円前後で「ファミリーバイク特約」を利用することもできますよ。

また、原付には車検がありませんが、1年に1度はバイクショップなどで点検してもらいましょう。5,000〜10,000円程度で12ヶ月点検ができます。

はじめての原付。運転するときの心得

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原付に乗るときは、自分の身を守るためにも交通ルールをしっかり守りましょう。原付の最高速度は30km/h。原則的に、いちばん左の車線の左側を走行します。

ただし、ルールを守っていても、原付は見落とされてしまうことあります。右直事故や巻き込みなど、周りの車の動きには十分な注意が必要です。

また、原付は自動車と違って生身ですので、転倒しただけで大怪我になる可能性も。ヘルメット(PSCマーク・SGマークがついたもの)をしっかり着用し、肌を出さない服装がベストです。

はじめての運転で公道を走るのが心配という方は、教習所で免許所有者を対象とする原付講習を行っていることがあります。たかが原付と油断せず、しっかり練習してから本番に臨みましょう。

クルマと違う?原付ならではのルールに要注意

■原付といえば「二段階右折」

二段階右折

原付独特のルールとして有名なのが「二段階右折」。二段階右折をしなければならないのは、片側3車線以上、または二段階右折の指示がある場合です。

まず右ウインカーを点滅させた状態で、いったん道路の反対側まで直進。そして車体の向きを変えてウインカーを消し、正面の信号が青に変わったら進行します。

片側2車線以下、または二段階右折禁止(小回り)の指示がある場合は、自動車と同じように右折すればOKですよ。

■バス専用通行帯を通れる

先にも説明したとおり、原付は基本的にいちばん左の車線を走るべきもの。通勤時間帯など、「バス専用通行帯」が設置されている道でも同様です。

道が混み合っていても、空いているバス専用通行帯をスイスイ走っていけます。これは原付の特権かもしれません。

しかし通常の場合においては、空いている隙間をすり抜ける運転は危険です。右側からの追い越しであれば問題ないものもありますが、違反かどうか以前に、危険が伴う行為であることをしっかり覚えておきましょう。

■原付は車?歩行者?

原付を停める際、どこに置き場所に悩んでしまう人もいますが、原付は“自転車”。駐車場ではなく、駐輪場を利用します。

しかしながら、自転車感覚で路上や歩道の上に原付を置いておくと、駐車違反になったり撤去されてしまったりします。きちんとした駐輪場に停めるようにしましょう。

クルマとも言えず、自転車とも言えない原付。エンジンを停止させて押して歩くと、今度は“歩行者”の扱いになります。

車体が小さく、車道では立場が強いとは言えない原付ですが、道が混雑しているときはそれが有利。エンジンを切って歩道を歩き、混み合った道をスムーズに抜けるという技が使えるのです。

手軽さと身軽さがウリ。原付で街を走ろう!

「原付」の魅力は、なんといっても取り回しの良さです。“自転車”という名が示すコンパクトな車体と、人力のスピードを楽に超えられるエンジンのパワーを兼ね備えています。

その身軽さは、通勤・通学やちょっとしたお出かけにもってこい。普通免許で運転できて、クルマや通常の二輪車よりも駐車スペースや維持コストが小さく済むのもメリットです。興味のある方は、ぜひ原付デビューしてみてくださいね。

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