知る楽しみ スズキが誇る軽快&エキサイティングなコンパクトカー【スズキ・スイフトスポーツ】
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  • 2018.03.13

スズキが誇る軽快&エキサイティングなコンパクトカー【スズキ・スイフトスポーツ】

スイフト0

取り回しの良さが魅力的なコンパクトカー。近年、日常的に乗るクルマとして便利なコンパクトカーを選ぶ人は多いのではないでしょうか。

そういった移動手段としての使いやすさだけでなく、クルマならではの“走り”の要素を多く秘めたコンパクトカーこそが、「スズキ・スイフトスポーツ」です。

スイフトスポーツは世界ラリーでも活躍し、国内外で人気のあるハッチバック。通常モデルも含めスポーティーな走りに定評があり、スイフトシリーズは世界で累計577万台の売上げを誇ります。(2017年9月時点)

スズキと言えば特に軽自動車を販売しているイメージがある方もいるかもしれませんが、スイフトはRJCカー・オブ・ザ・イヤーも度々受賞しているスズキの主力コンパクトカー。

今回はそんなスイフトスポーツを中心に、スイフトシリーズの歴史や魅力を紹介していきます。コンパクトながらキビキビと走るスイフトは、クルマ好きでなくともぜひ乗ってみてほしい一台ですよ。

出典(表紙):スズキ公式(http://www.suzuki.co.jp/car/swiftsport/styling/)より

2つの“初代”が存在する…?スズキ・スイフトの誕生

スイフト1

▲スズキ・スイフト
出典:スズキ公式(http://www.suzuki.co.jp/car/swift/styling/)より

スズキが誇るコンパクトハッチバック「スイフト」シリーズ。通常のモデルとスポーツモデルである「スイフトスポーツ」がありますが、両方の歴史を見ていきましょう。

■軽自動車をベースとする“最初の”初代スイフト

「スイフト」という車名そのものは、もともと1983年に発売した「カルタス」の海外名として用いられていました。

そして2000年、日本国内で軽自動車「kei」とパーツを共有したリーズナブルな小型車として誕生したのが初代スイフト。海外では「イグニス」の名前で販売されていました。

初代スイフト

▲初代スイフト
出典:スズキ公式(http://www.suzuki.co.jp/release/a/a000124.htm)より

この初代は79万円という低価格を実現して話題となりました。その一方で、軽自動車をベースとしたコスト重視のクルマであったこともあり、特に現在のようなスポーティーなクルマというわけではなかったようです。

その後、2003年に走りを重視したスポーツモデルの初代スイフトスポーツが発売。

初代スイフトスポーツ1

▲初代スイフトスポーツ
出典:スズキ公式(http://www.suzuki.co.jp/release/a/a030612.htm)より

全長3,620mmで930kgというコンパクト・軽量ボディや3ドアハッチバックの専用ボディ、15mm車高を下げたサスペンションなど、ジュニア世界ラリー選手権(JWRC)に参戦した車両の技術・イメージを反映させたホットハッチとなりました。

そんなスイフトスポーツは海外ラリーで好成績を収めており、スイフト=スポーティーなハッチバックというイメージが定着していくことになったのです。

※ジュニア世界ラリー選手権(JWRC)……若手ドライバーの育成を目的とする世界ラリー選手権(WRC)の下位カテゴリー。

■世界戦略車として開発された“後の”初代スイフト

その後、2004年に2代目スイフトが発売されます。

2代目スイフト

▲2代目スイフト
出典:スズキ公式(http://www.suzuki.co.jp/release/a/a041101.htm)より

「見て力強さを感じ、乗って力強く走るダイナミックコンパクト」をコンセプトに、世界戦略を見据えたグローバルコンパクトカーとして開発され、欧州車を思わせるような洗練されたデザインとキビキビとした走りが魅力のクルマとなりました。

このように世界戦略車として生まれたスイフトは、スズキ車に対するイメージを変えたモデルとも言われます。結果的に発売以降11年5ヶ月で世界累計販売500万台を達成しており、これはスズキ車のなかで最速記録だったそうです。

2005年には2代目のスイフトスポーツが発売されました。

2代目スイフトスポーツ

▲2代目スイフトスポーツ
出典:スズキ公式(http://www.suzuki.co.jp/release/a/a050907.htm)より

「リアルスポーツ コンパクト」をコンセプトに、走り・デザインともに好評であった2代目スイフトをベースに“走る・曲がる・止まる”という基本性能を向上。5ドアボディになるとともに、MT車だけでなくAT車も設定されてより馴染みやすいクルマになりました。

そして2005年11月には、日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(RJC)が主催する2006年次のRJCカー・オブ・ザ・イヤーと特別賞Most Funを両受賞(2004年11月〜2005年10月に発表されたクルマが対象)するに至っています。

このようにしてよりスポーティーなコンパクトカーとして進化した2代目スイフトですが、スズキは、グローバルモデルとして名称を統一したこちらのモデルを「初代」としています。

しかし一般的には、本記事で紹介しているように2000年発売モデルを初代とするのが通説になっているようです。

スズキのスポーティーモデルの代表的存在へ

3代目スイフトスポーツ

▲3代目スイフトスポーツ
出典:スズキ公式(http://www.suzuki.co.jp/release/a/2011/1128/index.html)より

スイフトは日本や欧州・インドで人気のモデルとなり、2010年7月時点での売り上げは世界124ヶ国で累計約180万台。誕生して以来、使いやすいコンパクトボディとスポーティーなデザイン、使い勝手の良さが魅力のクルマとして支持されてきました。

2010年には3代目(通説による。以下同様)スイフトが発売。追って2011年には3代目のスイフトスポーツも発売されます(CVTは2012年1月)。

3代目スイフトスポーツのコンセプトは「The sporty flagship」。2代目と同じく高出力の1.6Lエンジンや専用のトランスミッションによって動力性能と燃費性能を両立し、まさにスズキ車におけるスポーティーモデルの象徴へ。

また3代目においてはスポーツ・通常ともに副変速機構付CVT(無段変速機)モデルを設定。パドルシフト付7速マニュアルモードが採用されており(通常スイフトはXSのみ)、クラッチ操作なしでもMT車のようなクルマを走らせる楽しみが味わえます。

■現行モデルは4代目!

4代目スイフトスポーツ

▲4代目スイフトスポーツ
出典:スズキ公式(http://www.suzuki.co.jp/release/a/2017/0913/)より

現行モデルである4代目(グローバルモデルとしては3代目)は2017年1月より発売。スイフトスポーツも9月に発売されました。

「HEARTECT(ハーテクト)」という新プラットフォームを採用し、ボディの強度を高めるとともに余分な部品を排除。ほかのあらゆる部分も徹底的に軽量化して、スイフトスポーツ(6MT車)においては970kgという車両重量になっています。

こういったメカニズムに裏付けられた軽やかな乗り心地はスイフトの魅力のひとつ。まさに“swift=軽快・快速”の名にふさわしいクルマと言えるでしょう。

■先進安全技術やハイブリットも!

スイフト2

出典:スズキ公式(http://www.suzuki.co.jp/car/swiftsport/safety/)より

4代目スイフトスポーツにおいては、シリーズ初となる1.4L直噴ターボエンジンを搭載し、より加速に磨きがかかりました。これはスズキのスポーツDNAを表していると言えるでしょう。

その一方で通常のスイフトにおいては、燃費向上に貢献するマイルドハイブリット搭載したモデル、駆動用モーターとオートギヤシフトを組み合わせた独自のハイブリットシステムを搭載したモデルが加わっており、ラインナップが豊富な車種となっています。

また4代目スイフトシリーズにおいては、スズキ初の装備として単眼カメラ・レーザーレーダーを組み合わせた衝突被害軽減システム「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」が採用されたこともポイントのひとつです。

そのほかにも車線逸脱抑制機能や誤発進抑制機能なども搭載(モデル等により異なる)。これまでの魅力であったよく走る特質だけなく、さまざまな人が安心して運転できるクルマとなりました。

そんなスイフトは2018年次のRJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞。これによって2006年次、2011年次と3代連続での受賞となりました。

さらに2018年3月にはワールド・カー・オブ・ザ・イヤー主催団体による「ワールドアーバンカー2018」(都市に似合うクルマを選ぶ賞)の最終選考3台にも選ばれており、スイフトはますます目が離せないクルマとなっています。

動画でスイフトスポーツのかっこよさを体感!

2000年の誕生以来、スズキを代表するコンパクトカーとして活躍してきたスイフト。スポーツグレードであるスイフトスポーツは特に、国内外のクルマ好きからも注目されている一台です。

今回は、そんなスイフトスポーツの魅力を動画で見てみましょう!

こちらは2017年9月に開催されたフランクフルト国際モーターショーにおいて、新型(現行・4代目)スイフトスポーツが世界初公開された際のプロモーションビデオ。実写とアニメ映像が交錯するムービーとなっており、ダイナミックなカーアクションに目を奪われます。

こちらはテレビCMのムービー。『頭文字D』さながらの漫画の世界の中をスイフトスポーツが疾走します。モノクロの背景なので、チャンピオンイエローのボディカラーがよく映えますね。

スズキのスポーツDNAを体現したクルマ

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出典:スズキ公式(http://www.suzuki.co.jp/car/swiftsport/styling/)より

誕生して以来、スズキのスポーツモデルを代表する存在として人気を集めてきた「スイフトスポーツ」。

スポーティーなクルマとして進化してきたため、通常モデルについてもスポーティーな設計となっており、普段の移動手段としてコンパクトカーを利用したいという人にとっても気持ちの良い走りを体感できるクルマです。

街乗りであれば通常モデルやそのハイブリット車、さらに走る喜びを得たい人であれば“ホットハッチ”と呼ぶにふさわしいスイフトスポーツがぴったり。スイフトはシリーズ全体を通して、コンパクトながら本格的な走りが味わえる魅力的なクルマと言えそうです。

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