知る楽しみ 【はじめてレンタカーを利用する人へ】借りる前に確認すべき必読マニュアル!
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  • 2018.04.17

【はじめてレンタカーを利用する人へ】借りる前に確認すべき必読マニュアル!

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暖かい季節になると本格的に行楽シーズンが始まります。連休のお出かけや旅行など、レンタカーを借りてみんなでどこかへ行く機会も増えることでしょう。

レンタカーの店舗は全国各地にあるので、空港や駅などからクルマに乗り換えてクルマの旅を楽しむことができます。マイペースに移動できて、行動範囲を広げてくれるレンタカーですが、あなたは利用したことがありますか?

今回は、初めてレンタカーを借りるという方でも安心して利用できるようにマニュアルを作成しました。レンタカーの基本的な知識から、気になる保険や補償のこと、利用するときの流れまで徹底的に解説していますので、ぜひ参考にしてください!

レンタカーってどんなシステム?車種や料金は?

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レンタカーを借りる前に、まずはレンタカーの基本的なシステムや料金の相場について確認しておきましょう。

■さまざまな車種が借りられる!

レンタカー会社や店舗にもよりますが、借りられる車種はさまざま。用途や乗車人数・好みなどを考慮して車種を選びましょう。

バリエーションは広く、通常の利用であれば軽自動車やコンパクトカー、セダン等の乗用車、ハイブリット、SUV、ミニバンなど。さらに高級車やスポーツカー、バンなどを扱っている店舗もあります。

また、一般的なレンタカーはAT車。もしMT車に乗りたい場合や、心配な場合は問い合わせたりサイトの検索機能で絞り込んだりしましょう。

基本的に車種は排気量やサイズ、価格等に応じてクラス分けされており、車種指定できることもあれば、同クラスのいずれかの車種が貸し出されることも。車種にこだわりたい方は店舗に確認してみてください。

当然ですが、クラスによって料金が異なります。安く済ませるために軽自動車を選ぶこともあるかもしれませんが、一方で長距離走行・高速走行に利用する場合などはクラスを上げたほうが快適なこともありますので、使い方もよく考えて決定するのがコツです。

■料金制度や相場は?

多くのレンタカー会社の料金制度は「時間制」。6時間・12時間・24時間の単位料金と、追加1日・追加1時間の組み合わせによって料金が決定します。

大手の会社は時間制になっている場合が多いですが、一方で地域のレンタカー会社などでは「暦日制(日泊制)」を採用している場合も。こちらは当日・1泊2日などの泊数で料金が決定します。

利用する時間やタイミングなどによってどちらがお得になるか変わりますので、選ぶ余地があるのであればほかの要素も考慮しつつ、比較検討するとよいでしょう。

会社や車種、シーズンによって料金はさまざまですが、例として大手で最安のコンパクトカーを借りる(非会員・通常期間・免責補償やオプション等なし)とすると、24時間で7,000〜8,000円程度が相場のようです。

■乗り捨て(ワンウェイ)とは?

レンタカーは借りた店舗へ返却するのが基本。ただし、「乗り捨て(ワンウェイ)」というシステムが利用できる場合もあります。

乗り捨てとは、クルマを借りた店舗以外の店舗に返却できるサービスです。出発地に戻ってくる必要がないので、より自由にレンタカーを利用することができます。会社や店舗・地域などによって対応の可否や料金が異なりますので注意しましょう。

また、指定の場所までレンタカーを届けてくれたり引き取ってくれたりする「宅配レンタカー」のサービスを行っている会社もあります。便利に使えるシステムですので、場合に応じて利用するのもありかもしれません。

万が一のときも安心。保険や補償制度を知ろう

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レンタカーを借りるうえで気になるのが、やはり保険や補償。安心してドライブできるように、ここで確認しておきましょう。

■レンタカーに保険は必要?

自分のクルマを持っていなければ、普通は自動車保険に加入していないはず。

それで運転してもし事故を起こしたら……と心配される方もいるかもしれませんが、レンタカーはすべての車両について会社側で自動車保険をかけており、これはレンタカー業の義務にもなっています。

この保険には対人・対物・車両・人身傷害など基本的な補償が付いており、保険料はレンタル料金に含まれているため、別途支払う必要はないことを覚えておきましょう。

■「免責補償(CDW)」とは?

全車両に保険がかかっているのは安心ですが、保険には“免責額”があるので注意。

免責額とは、保険の一部を自己負担する費用のこと。万が一事故を起こした際、対物に関しては5万円、車両に対しては5〜10万円ほど免責額を自身で支払う必要があります。

そこで役立つのが「免責補償(CDW)」という制度。ほとんどのレンタカー会社で設定されており、任意で加入しておけば事故の際に支払うべき免責額が免除されます。

料金は24時間あたり1,000〜2,000円程度。事故を起こして10万円以上の免責額を支払うよりは圧倒的に負担が少なく済みますので、基本的には加入しておくことをおすすめします。

■「ノンオペレーションチャージ(NOC)」とは?

免責額のほかに、事故やクルマの汚損などを起こすと「ノンオペレーションチャージ(NOC)」の支払いが発生します。

これはクルマの修理・清掃期間の営業補償のこと。つまり、クルマが使用できない間の会社側への迷惑料のようなものです。自走してクルマを返却できる場合は2万円、レッカー移動等などの場合は5万円ほど負担しなければなりません。

ですが、このノンオペレーションチャージに関しても、支払いを免除する補償制度がある会社が多いようです。料金は会社や車種にもよりますが、24時間あたり500〜1,300円程度。

免責補償とセットのプランになっている会社などもありますので、できれば加入しておいたほうが安心してレンタカーを運転できるでしょう。

■年齢制限・初心者の制限など条件はある?

免許を取りたてだけれどレンタカーを借りて旅行に行きたい! ということもあるかと思います。そこで心配なのが、年齢制限や初心者・ペーパードライバーの制限などの条件。

この点については、レンタカー会社によって対応はそれぞれ。原則として年齢や免許取得からの期間に特に制限がない場合もあれば、取得後1年未満の人が運転するには取得後3年以上の人の同乗が必要な場合も。

また、21歳未満など若い人や初心者が運転する場合は免責補償やノンオペレーション補償に加入できなかったり、上位クラスの車種の貸し出しに年齢制限を設けていたり、という場合もあります。

初ドライブで意気込んでいたはずが運転できない、ということにならないように、しっかり確認したうえで利用するレンタカー会社を選んでください。

レンタカーを活用しよう!予約から返却までの流れ

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レンタカーのシステムやわかりにくい保険などについて理解したところで、最後にレンタカーの予約から返却までの基本的な流れを確認します。

※レンタカー会社によって異なる点がある場合があります。事前に利用する会社の公式ページをチェックしておきましょう。

1. レンタカーを予約

旅行などレンタカーを利用する日程が決まったら、まずは予約。

特に行楽シーズンや直前・当日では空きがなかったり、上位クラスの割高な車両しか残っていなかったりしますので、早めに予約することをおすすめします。ちなみにキャンセルに関しては、1週間前からキャンセル料が発生する場合が多いようです。

ほとんどの会社では、PCやスマホなどのweb予約、店舗や予約センターへの電話予約、店舗で直接予約といった方法で予約が可能です。日程や車種、補償などをしっかり確認して予約しましょう。

レンタカーの比較サイトを利用したり、会員になることで割安になったりすることもありますので、ぜひ上手く活用してください。

2. 出発の手続き

レンタカーを借りる当日は、予約の時間の10〜15分前くらいにはレンタカーの店舗に行くようにしましょう。

会社などによりますが、必要な持ち物は、

・運転免許証
・クレジットカード(支払いは原則クレジットカード)
・携帯電話やスマートフォン(非常時の連絡用や電話番号が必要な場合あり)

といったところ。必要な方はメガネ等も忘れずに。免許取得後1年未満の方はもちろん初心者マーク(初心運転者標識)が必須。貸し出しをしている場合もありますが、数に限りがありますので事前に確認しておくと安心です。

高速道路を利用する場合は、ETCカードをお忘れなく。自分のものがなくとも、ETCカードの貸し出しをしている会社が多いので、高速道路を利用する予定ならETC搭載車種と合わせて要チェックです。

出発の手続きでは、運転免許証の提示、契約内容の確認・説明やサイン、支払いなどを行います。

運転免許証については、ドライバー全員分の運転免許証を提示しなければ事故の際に保険が適用されなくなってしまう可能性がありますので、運転する可能性のある方はしっかり事前に申し出ましょう。

また、レンタカーの料金は先払い。原則としてクレジットカードでの支払いとなります。ただし、本人確認書類などを提示すれば現金で支払える場合もあります。

3. 車両のチェック・準備

出発の前に、スタッフと一緒に車両のキズなどをチェックします。

返却時に自分が付けたキズでないことを証明するものになりますので、しっかり確認しましょう。トラブルが心配であれば、念のため写真に撮っておくという手もあります。

クルマやカーナビの操作、給油口、ミラーやシート位置についても、発車する前に確認・調節するようにしましょう。不明点などはスタッフに聞けば教えてくれますよ。

4. 出発

シートベルトを締めたら、いざ出発。

レンタカーでは慣れないクルマを運転する場合が多いので、出発直後は細心の注意を払い、車幅やアクセル・ブレーキなどの感覚を早めにつかむようにします。

慣れないクルマでは、駐車場や狭い道で隣のクルマや周りの障害物に接触してしまうケースも。普段以上に気をつけてください。

5. 安全運転でドライブ。もしもの時は?

レンタカーを利用する際、不慣れな土地を運転していることが多いはず。

ほとんどのクルマはカーナビを搭載しているでしょうが、場合によっては停車して道順を確認することも大切です。楽しい思い出に終わるように、くれぐれも安全運転を心がけてくださいね。

しかし、時には万が一の事態に遭遇することもあります。

もしも事故を起こしてしまった場合は、負傷者を救護するとともに、110番通報・レンタカー会社の店舗や受付センターへの連絡をしてください。また、駐車違反をしてしまった場合は、すぐに警察へ出頭して手続きや反則金の支払いをしなければなりません。

多少のことでも、正しく対応しなければ保険や補償が受けられなくなる可能性があるので、しっかり申告し、電話などでどうすべきか確認するようにしましょう。

6. 帰途でガソリン給油

楽しい旅も終盤。いよいよレンタカーを返しに店舗へ向かいますが、その前にすべきことがガソリンの給油。レンタカーはガソリン満タンの状態で貸し出されますので、返却の前に店舗付近のガソリンスタンドで満タンにして返却するのが基本です。

ガソリンを入れずに返却しても問題ないことが多いですが、その場合は満タンにするためのガソリン代を返却時に精算する必要があります。自分で給油するよりも割高になってしまう可能性があるので、できるだけ満タンの状態で返却しましょう。

また、最後に給油するガソリンスタンドを指定されたり、給油のレシート・領収書が必要になったりする会社もあるようです。出発前に給油のことを確認しておくようにしてください。

7. 返却の手続き

給油を終えたら、返却する店舗へ。

道路が渋滞していたり、不慣れな道では迷ったりする可能性もありますので、返却時間よりも余裕を持って到着できるよう行動しましょう。時間に間に合わない場合や延長する必要がある場合は、店舗に連絡をします。

到着したら、再びスタッフとともに車両のキズなどを確認。ここでひと安心ですが、最後に忘れ物の点検をお忘れなく。

返却の手続きでは、必要に応じて延長料金やガソリン代の精算を行い、領収書を受け取れば完了です。クルマを降りた後も、気をつけて帰宅しましょう。

レンタカーを活用すれば行動範囲が広がる!

空港や駅の周辺から利用できるレンタカー。気軽にクルマを借りられるので、旅先でもクルマならではの利点を活かして気ままに行動できるのは大きな魅力ではないでしょうか。

一方で自分のクルマではないため、少し擦ったくらいなら問題ない、とはいかないもの。安全運転を心がけるのは当然のことですが、楽しい時間を過ごすためには、レンタカーのシステムや補償制度などをしっかり把握しておくことが大切です。

友人や恋人と行くクルマの旅はきっと良い思い出になるはず。ぜひレンタカーを活用して、お出かけや旅行を楽しんでくださいね。

*記載している内容は取材時のものです。
*料金等は目安です。会社や車種によって異なる場合がありますので事前に公式ページでご確認ください。

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