知る楽しみ 低燃費はもちろん自家発電まで!日本が誇る、エコカーの名車『トヨタ・プリウス』を解説
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  • 2017.03.31

低燃費はもちろん自家発電まで!日本が誇る、エコカーの名車『トヨタ・プリウス』を解説

prius

高い燃費性能で知られるハイブリット車、トヨタ・プリウス。

世界でも評価が高く、2016年4月末までに累計900万台を販売するという偉業を成し遂げています。2015年7月に累計販売台数が800万台を突破したというニュースからわずか9か月で100万台を売り上げていることから見てとれるように、その人気は留まるところを知りません。

そしてまだ正式な発表はありませんが、順調にいくと2017年内には1000万台を超えるという予想もあります。

そんな世界に誇る国産車、トヨタ・プリウス。そのプリウスはどのような特徴があり、世界に受け入れられているのでしょうか。その魅力を探っていきます。

世界初のハイブリット車!プリウスの歴史

そもそもプリウスとはどのようなクルマなのでしょうか。端的に言うと、プリウスは世界初のハイブリット車。ハイブリットといえば、今ではよく聞く身近な言葉ですが、量産車として初めて市場に出たのがプリウスなのです。

初代プリウスが誕生したのは1997年のこと。まだ比較的新しい車種というイメージがありますが、実はもう20年もの月日が経っています。販売価格は215万円。当時では決して安い価格ではありませんでした。

しかしハイブリットシステムとその研究開発のコストを考えると、原価を割り込むほど安い価格といわれています。そう聞くと、かなりお手頃な印象ですが、販売実績は年間2万台を超えることはありませんでした。

爆発的ヒット!背景には補助金と原油価格

プリウスは2代目、3代目と続くにつれ、徐々にヒット商品の階段を登っていきます。

2009年に発売された3代目プリウスは、当時世界初であるEVドライブモードなど、さらなる低燃費を推し進めなんと35.5km/Lを達成。根幹となるエンジン・モーター部分を改良してさらに38.0km/Lまで記録を伸ばし、他を圧倒する燃費性能を実現しました。

追い風となったのが、エコカー補助金の支給と原油価格の高騰です。ちょうど3代目プリウスが発表された2009年、政府は新車登録から13年経過した車をスクラップ(永久抹消)して基準を満たした低燃費の新車を買うと25万円の補助金を与える「エコカー補助金」を実施。

また2008年ごろから原油価格が高騰。人々は低燃費への関心を高めていた最中、ハイブリットで先行していたプリウスへの注文が殺到したのです。一時期、生産が追い付かないことがあったことからも、その評価の高さがうかがえます。

さらなる燃費の向上を実現!最新型4代目プリウス

tunersさん(@tuners.jp)が投稿した写真

2015年12月より発売された4代目プリウスは、さらなる燃費性能向上を実現した最新モデル。Eクラスだと、なんと40.8km/Lの燃費性能を誇ります。

以下は、プリウスSの試乗動画です。最新型のプリウスの特徴が集約されています。

いよいよ発売!プリウスPHVのすごさって?

そして2017年2月、さらに進化したプリウスが登場しました。その名も「プリウスPHV」。最大の特徴は充電した電気でEV走行が可能になったこと。つまりガソリンと電動モーターだけでなく、プラグで充電した電力での走行も行えるようになりました。

EV走行は、2時間20分の充電(20V)で約60kmの走行が可能。注目すべきポイントは、ソーラールーフを搭載していること。クルマの天井に太陽光によって電力を生み出すソーラーパネルを設置することで、太陽が出ていれば勝手に充電が進み、その電力をEV走行に使うことができるのです。そのため、ガソリンを使うエンジン部はほとんど使うことなく、長距離走行が可能になりました。

もちろん万が一充電がなくなった場合は、ガソリンでの走行に切り替わります。ガソリンでの走行に切り替えた際も、37km/Lと高い燃費性能を誇るのが、プリウスPHVのすごさです。

追求したのは、環境性能

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1997年に世界初のハイブリット車として登場したプリウス。それから20年、プリウスは4代目へと受け継がれてきました。2017年2月にはプリウスPHVの発売がスタート。ここまでのプリウスの変遷をたどって明らかになったのが、圧倒的な”環境性能の追及“です。

ハイブリット車として低燃費を実現していくだけでなく、ついにソーラールーフを導入し自家発電でクルマを走らせる性能まで到達させました。自然エネルギーをクルマの動力にするのは、画期的な取り組みといえます。プリウスは、まさに環境性能において他の追随を許さない、エコカーの名車といえるのです。

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