知る楽しみ 【1年で12万円も違う!?】クルマの維持費はいくらかかるのか、車種別に比べてみた
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  • 2017.03.24

【1年で12万円も違う!?】クルマの維持費はいくらかかるのか、車種別に比べてみた

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春のお出かけシーズンに向けて、思い切ってクルマを購入したい! という方も多いのではないでしょうか。ある統計によると、3月はディーラーの決算月であることや、新生活への需要などによって販売台数が増える時期なのだとか。

でもいざ購入するとなると、心配なのが維持費。クルマを所有するには、何かと費用はかさみます。お気に入りのマイカーを購入したら、長く乗りたいですよね。

そこで今回はクルマの維持費に注目して、車種ごとにどれくらい費用がかかるかを比較してみました。

そもそも“クルマの維持費”には、どんなものが含まれているの?

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クルマの維持費には、税金や車検のように定期的に支払う義務があるものから、チャイルドシートなど必要に応じて発生するものまでさまざまなものがあります。ここでは、一般的に維持費と考えられるものをピックアップしました。

自動車税

毎年4月1日時点で、所有する自動車の排気量や用途等に対して課せられる税金です。

電気自動車やハイブリッドカーなどのエコカーに減税処置がとられる一方、新車登録後13年(ディーゼル車は11年)超の自動車は15%の増税に。

また平成27年(2015年) 4月以降の新車登録から、軽自動車税も1.5倍の増税となりました。

自動車重量税

所持するクルマの重量や経過年数に応じて課せられる税金。

課税は原則1年ごと。新規登録時もしくは車検時にまとめて支払うことが一般的です。

また軽自動車の税額は定額ですが、自家用乗用車は0.5トンごとに税額が増加します。こちらも新車登録から13年以上/18年以上経過すると税額が上がります。

自賠責保険

事故が起こった場合に、“被害者”を補償するための最低限の保険です。

法律で加入が義務付けられているため「強制保険」と呼ばれることもあります。加入せずに運転をした場合、罰金や免許停止などの罰則が定められています。

車検費用

法定費用(自陪責保険料・重量税・印紙代)+車検基本料(検整備料・車検代行料など)の合計費用です。

新車購入時は3年後、以降は2年ごとに必要となり、車検を受けていないと公道を走ることができません。普通車の場合で、おおよそ10万円前後が一般的な車検費用といわれています。

自動車保険料

保険会社が提供している保険商品です。

強制ではないため「任意保険」とも呼ばれています。ただし、自賠責保険だけでは大きな事故を補償することができないため、もしもの時に備えて加入をおすすめします。

ガソリン代

走行距離やクルマの燃費性能に関係するため、燃費のよい車種であれば節約が可能です。高級車に多いハイオクの場合は、費用が大きくなります。

駐車場代、有料道路

自宅に駐車スペースがなければ駐車場代が必要に。都内月極駐車場は、エリアによって大きく異なりますが、平均価格はおおよそ2〜5万円です。また、有料道路の利用料も維持費の対象となります。

点検・整備・備品の費用

エンジンの潤滑油である「エンジンオイル」は『5,000キロに1回、もしくは年に1回』(1回あたりおよそ4,500円〜6,000円)、エンジンオイルをろ過して汚れを取り除く「エレメント」は『オイル交換2回につき1回の交換』(1回あたりおよそ2,000円程度)が目安。

タイヤも消耗品のため定期的な交換が必要です。その他、クルマの整備・修理費用、カー用品費用も必要です。

自動車ローン

現金一括購入の場合は必要ありませんが、ローンを組む際には月々の維持費として必要になります。

「金利」や「手数料」などの諸条件はローン会社各社で異なるため、事前にしっかり比較・検討しておきましょう。

最大12万円も差が出る?車種別年間維持費の比較【軽自動車・コンパクトカー・ミニバン・エコカー】

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それでは、軽自動車・コンパクトカー・ミニバン・エコカーの4車種で年間維持費を算出してみましょう。なお、駐車場代・有料道路料金・ローンなどは除いた最低限の金額のため、各金額からおおむね1.5〜2倍くらいの金額が目安と言えそうです。

【軽自動車】ホンダ『NBOX』Gの場合

自動車税        ¥10,800
1年当たり自動車重量税    ¥5,700
1年当たり自賠責保険料(強制)  ¥10,985
自動車保険料 ※        ¥62,000
車検費用        ¥13,400
ガソリン代        ¥65,315
オイル交換代        ¥10,000
タイヤ代        ¥8,000
年間維持費        ¥186,200
抜粋:http://kakaku.com/kuruma/maintenance/kei-car/

【コンパクトカー】マツダ『デミオ』13-SKYACTIVの場合

自動車税        ¥34,500
1年当たり自動車重量税    ¥22,500
1年当たり自賠責保険料(強制)  ¥12,475
自動車保険料 ※        ¥77,500
車検費用        ¥13,400
ガソリン代        ¥58,000
オイル交換代        ¥10,000
タイヤ代        ¥13,160
年間維持費        ¥241,535
抜粋:http://kakaku.com/kuruma/maintenance/compact/

【ミニバン】日産『セレナ』20G (CVT) の場合

自動車税        ¥39,500
1年当たり自動車重量税    ¥30,000
1年当たり自賠責保険料(強制)  ¥12,475
自動車保険料 ※        ¥81,000
車検費用        ¥13,400
ガソリン代        ¥99,315
オイル交換代        ¥10,000
タイヤ代        ¥23,173
年間維持費        ¥308,863
抜粋:http://kakaku.com/kuruma/maintenance/minivan/

【エコカー】トヨタ『アクア』Gの場合

自動車税        ¥34,500
1年当たり自動車重量税    ¥22,500
1年当たり自賠責保険料(強制)  ¥12,475
自動車保険料 ※        ¥78,000
車検費用        ¥13,400
ガソリン代        ¥40,914
オイル交換代        ¥10,000
タイヤ代        ¥17,933
年間維持費        ¥229,722
抜粋:http://kakaku.com/kuruma/maintenance/hybrid-car/

【上記4車種における費用の算出方法】

・自動車保険料:新規申し込みの場合。6等級、30歳、ゴールド免許、運転者本人のみ、日常・レジャー用途。最も安い保険料と高い保険料の中間値を表示。
・ガソリン代:年間10,000km走行 レギュラー145円/L JC08カタログ燃費
・保険料:30歳 6等級 車両保険なし
・タイヤ代:3年ごとに交換とし、年額を試算。
・オイル交換代:5,000kmごとの交換 1回5,000円
抜粋:当該車種、抜粋先URLに同じ

知っておきたい維持費を抑えるコツ「しっかり選んで、きちんとメンテ」

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軽自動車とミニバンでは最大12万円も年間維持費が異なります。

そうしたどうしても安くできない費用がある一方で、工夫次第で出費を抑えられる費用もあります。手軽にできる節約のコツを紹介します。

◆クルマの選び方・乗り方を考える

軽自動車と普通車では維持費が異なり、クルマの利用用途や走行距離によっても差がでます。近距離主体であれば軽自動車、遠方ドライブが多い場合は普通車を選ぶなど、自分の暮らしに合ったクルマ選びをしましょう。

◆日々のメンテナンスをしっかり

維持費のなかで予想外の大きな出費となるのが故障・修理です。日頃からディーラーの無料点検や、定期的なオイル交換などのメンテナンスを続けると、長い目で見たときに維持費の節約につながります。

◆ガソリンの入れ方を工夫する

セルフガソリンスタンドは通常のスタンドよりも価格が安く設定されていることが多いため、上手に活用しましょう。また、ガソリン満タンよりも半分程度のほうが車体の重量が軽くなり、燃費が良くなるとも言われています。

◆保険・車検をしっかり考える

保険料はドライバーの年齢や走行距離などで変わってきます。車検も、法定費用の節約はできませんが、車検基本料はクルマの状態や依頼する店舗によって変動します。しっかり比較・検討すれば安く抑えられる場合があります。

まとめ

好きなときに好きなところへ行けるマイカーの魅力。けれど長く乗り続けるためには、さまざまな維持費が必要になります。マイカーを購入する際には、こうした維持費も考慮しなければなりません。

本当は欲しいけれど「維持費がかかるから」という理由でクルマの購入を躊躇している人は、維持費ひとつひとつを検討してみてください。無駄な費用を省いていけば、1年で10万円以上も安く抑えることができるはずです。

上手に節約して賢く、無理のないカーライフを送りましょう。

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