知る楽しみ クルマの形、見分けがつかない…?ボディタイプの種類と特徴を知ろう!
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  • 2018.01.23

クルマの形、見分けがつかない…?ボディタイプの種類と特徴を知ろう!

Carbodytype

クルマにはさまざまなボディタイプ(クルマの形)があります。ワンボックス、ミニバン、ワゴン……という名前はよく聞くけれど、「違いがイマイチわからない」という方も多いかもしれません。

見た目も重要ですが、ボディタイプはクルマの性能や車内空間にまで大きな影響を与える重要なもの。しっかりと違いを理解することで、自分にはどんなクルマが向いているのかを考える手がかりとなります。

そこで今回は、クルマのボディタイプにはどんな種類があるのか、そしてそれらにどんな特徴があるのかをまとめました。それぞれのタイプの代表的な車種も紹介していますので、この機会に、次に買いたいクルマ・将来乗りたいクルマについてイメージしてみてくださいね。

「BOX」によるボディタイプの分類

1BOX2BOX3BOX

クルマは形や用途など、さまざまな要素によって分類されます。そして、特に車の形を表す際に使われるのが「ボックス(BOX)」という表現。

クルマがいくつの“ボックス=箱”で構成されているのか、というものですが、ボディタイプを語るうえで重要な概念ですので、先に確認しておきましょう。

「3BOX」は昔からある典型的な乗用車の形。前方のエンジン(ボンネット)、客室、後方のトランクという独立した3つのスペースで構成されます。

「2BOX」は、ボンネットがあり、客室・荷室スペースが一体となった形。さらに「1BOX」は、エンジンが運転席の下にあり(キャブオーバー)、エンジン・客室・荷室スペースが一体化されています。

また、2つのスペースで構成されているものの、エンジン部分が小さく1BOXと2BOXの中間の存在である「1.5BOX」というタイプもあります。

それでは、ここからはBOXの数なども含めつつ、具体的なクルマのボディタイプを紹介していきましょう。

セダン

出典:トヨタ公式サイト(http://toyota.jp/crownmajesta/gallery/)より

出典:トヨタ公式サイト(http://toyota.jp/crownmajesta/gallery/)より

▲トヨタ・クラウン(マジェスタ)

4ドアでトランクがあるクルマのほとんどは「セダン」。クルマの基本とも言われ、古くからあるクルマの形です。客室の前後にボンネットとトランクがあり、つまり3BOXの構造となっています。

セダンは重心が低いためサスペンションを硬くする必要がなく、走行性能と乗り心地を両立することができます。また、車体の剛性を高めやすいため振動が少なく、さらに荷室と客室も隔てられているので走行ノイズも低減されるという特徴があります。

クーペ

出典:スバル公式サイト(https://www.subaru.jp/brz/brz/special/photo.html)より

出典:スバル公式サイト(https://www.subaru.jp/brz/brz/special/photo.html)より

▲スバル・BRZ

「クーペ」はセダンよりも車高が低く、一般的に2ドアで2人乗りのクルマ。前席重視のため、後部席はなし、または補助席程度のものになっています。

クーペは大きく分けて、セダンに近い3BOXタイプの「ノッチバック」と、リアウィンドウが流線型のデザインになった「ファストバック」の2種類。走行性能とデザインを重視したクルマゆえに、運転が好きな人から人気があります。

ワンボックス

出典:トヨタ自動車WEBサイト(http://toyota.jp/hiacevan/gallery/)より

出典:トヨタ自動車WEBサイト(http://toyota.jp/hiacevan/gallery/)より

▲トヨタ・ハイエース

先に説明した1BOXがそのまま名前となっている「ワンボックス」。ボンネットやトランクがなく、同じ全長でもスペースをフルに活用しているので収容力が大きいのが何よりの利点。

車高が高く、運転席も高い位置にあるので前方が見やすい一方で、走行性能・操縦の安定性などは車高の低い乗用車に一歩譲ります。ちなみに「ワンボックス」という名前は日本で生まれたそうです。

■「ワンボックス」と「バン」「ワゴン」の違いは?

混同しがちですが、「ワンボックス」はあくまでも形による分類。それがさらに、用途によって「バン」や「ワゴン」に区分されます。

一般的に「バン」とは商用車や貨物車のことを指し、ナンバーも貨物用の登録である1・4ナンバーです。そして、その貨物用であったバンを乗用車仕様にしたものがかつての「ワゴン」。ナンバーは5・7・3になります。

ステーションワゴン

出典:スバル公式サイト(https://www.subaru.jp/levorg/levorg/special/photo.html)より

出典:スバル公式サイト(https://www.subaru.jp/levorg/levorg/special/photo.html)より

▲スバル・レヴォーグ

「ステーションワゴン」は2BOXタイプで車高が比較的低く、セダンの客室部分を長くしたような形のクルマ。2列シートで、その後部は荷室スペースになっており、シートアレンジで広い空間を作ることもできます。

単に「ワゴン」と呼ばれることもあり、上記の通り、かつてはセダンをベースにしたバン(ライトバン)の乗用車仕様という意味合いもありました。しかし日本では乗用車専用として設計された車種が流行し、同じような形でも単に貨物車・乗用車という違いではなくなっています。

ミニバン

出典:ホンダ公式サイト (http://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/styling/design/)より

出典:ホンダ公式サイト
(http://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/styling/design/)より

▲ホンダ・オデッセイ

「ミニバン」は明確な定義があるわけではありませんが、1.5BOXまたは2BOXのボディで基本的に3列シート、乗車定員6名以上の乗用車のことを指します。車高が高いものが多く、広々とした車内空間が特徴的。ファミリーカーとしても人気があります。

ミニバンは“バン”という名前がついているものの、上記の区分で言えばワゴンの区分。小さいバン(貨物車)ではなく、バンを小さくしたクルマ、というニュアンスのようです。ステーションワゴンの一種として扱われることもあります。

SUV

出典:ホンダ公式サイト(http://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/styling/design/)より

出典:ホンダ公式サイト(http://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/styling/design/)より

▲ホンダ・ヴェゼル

「SUV」は“Sport Utility Vehicle”(スポーツ用多目的乗用車)の略。明確な定義はないようですが、背の高いステーションワゴン型で、四輪駆動や車高などによって走破性が高く設計されているものが多いようです。

本格的なクロスカントリー(オフロード)仕様のものから、近年では「クロスオーバー」と呼ばれる都市型でスタイリッシュなものまであり、人気が高いタイプとなっています。

オープンカー

出典:マツダ公式サイト (http://www.mazda.co.jp/cars/roadster/accessories/?link_id=sbnv)より

出典:マツダ公式サイト
(http://www.mazda.co.jp/cars/roadster/accessories/?link_id=sbnv)より

▲マツダ・ロードスター

「オープンカー」は名前が示す通り、屋根のないクルマや屋根を取り外し・開閉できるクルマのこと。現代では趣味的なクルマとしての側面が強いですが、昔の自動車は屋根がないのが当たり前でした。

同じオープンスタイルでも、国やメーカー、仕様の違いによって「コンバーチブル」や「ロードスター」、「スパイダー」などさまざまな呼び方があります。

コンパクトカー

出典:日産公式サイト (https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note/exterior_interior.html)より

出典:日産公式サイト
(https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note/exterior_interior.html)より

▲日産・ノート

「コンパクトカー」はボディタイプというよりサイズによる分類ですが、一般的に全長が4メートルほどで5ナンバーとなる小型車のことを指します。

5人乗りなど軽自動車にはない要素がありながら、価格や維持費が比較的安く済むなどの理由で人気。後部ドアがハッチドアになっているものが多く、販売されるときには「ハッチバック」という名称になっている場合もあります。

クルマを買うならどんなボディタイプ?

クルマのボディタイプの分類にはいろいろな基準があり、同じタイプであってもメーカーによって形が少し異なることもあります。紹介してきたように、実は意外に定義が曖昧な場合もあるほどで、今後も社会の変化に応じてきっと新たな形のクルマが生まれていくことでしょう。

それぞれのクルマの形には、デザインはもちろんのこと、走行性能や安全性、車内空間の快適性など、さまざまな要素が関わってきます。ご自身が乗るならどんなタイプがぴったりか、ぜひ考えてみてくださいね。

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